Format setting plug-in
概要
kintone のアプリ画面だけでなく、プラグインの設定画面でも kintone UI Component を使うことで活用の幅を広げることができます。
今回は簡易的な条件書式プラグインの作成を例に、プラグイン設定画面での kintone UI Component の使い方を説明します。
使用するコンポーネント
完成イメージ
以下が、実装シナリオと画面の完成イメージです。
会社の決算日をプラグイン設定画面で設定し、本日の日付が決算日以前のレコードの特定フィールドを赤くするカスタマイズをプラグイン化します。
プラグイン設定画面です。
設定した条件(本日の日付が基準日付より前、または基準日付より後)を満たすと、設定したフィールドの色がレコード詳細画面で赤色に変わります。
設定を保存する際に、確認ダイアログを表示します。
入金を管理するアプリです。
プラグイン設定画面で設定した条件に応じてフィールドの背景色が変わります。
事前準備
kintone プラグインの作成にあたり、今回は以下のフォルダ構成で、ファイルを用意します。
フォルダ構成、ファイル名などは一例です。
src/
├── image/
| ├── icon.png
├── js/
| ├── config.js
| ├── desktop.js
├── css/
| ├── config.css
├── html/
| ├── config.html
├── lib/
| ├── luxon.js
| ├── kuc.min.js
|
├── manifest.json
マニフェストファイルの作成
以下のようなマニフェストファイルを作成します。
{
"manifest_version": 1,
"version": 1,
"type": "APP",
"name": {
"en": "Format Setting Plug-in"
},
"description": {
"en": "This is a sample plug-in."
},
"icon": "image/icon.png",
"desktop": {
"js": [
"js/desktop.js",
"lib/luxon.js"
],
"css": []
},
"config": {
"html": "html/config.html",
"js": [
"lib/kuc.min.js",
"js/config.js"
],
"css": [
"css/config.css"
],
"required_params": ["date", "condition", "targetFields"]
}
}